こんにちは。うにたろうです。
なんだかよくわからない名前だけれども、実は介護をする皆さんの大きな味方!
地域包括支援センターについてまとめてみました!
目次
地域包括支援センターとは
① 介護予防事業のマネジメント
② 介護保険外のサービスを含む、高齢者や家族に対する総合的な相談・支援
③ 被保険者に対する虐待の防止、早期発見等の権利擁護事業
④ 支援困難ケースへの対応などケアマネジャーへの支援
を行う施設です。(注1)地域密着型の高齢者・介護関係者の味方ですね!
保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員(ケアマネージャー)などが配置されています。
よく使いそうな①と②について解説しますと
①介護予防事業のマネジメント は要支援や要支援・介護になりそうな高齢者を対象に「運動機能向上」「口腔機能向上」「閉じこもり予防」「認知機能低下予防」などの介護予防サービスを紹介します。イメージとしては体操教室などでしょうか。比較的介護度の低い、自立度の高い高齢者ができるだけ長く自立した生活が送れるように支援するための事業です。
※要介護の人は原則対象外です。
②介護保険外のサービスを含む、高齢者や家族に対する総合的な相談・支援
は高齢者・家族・周囲の人のための相談窓口です。
さて、ここからは疑問に思うであろうことについてのQ&Aです
Q1.どこの地域包括支援センターにいってもいいの?
相談したい高齢者の住所地を管轄する地域包括支援センターに相談しましょう。
地域包括支援センターはだいたい中学校校区に一つくらいあります。
「なるほど!」と早速検索してくださった方、ここに落とし穴があります。
あれ?うちの市には「地域包括支援センター」なんてないんだけど?
…実は地域包括支援センターは色々な名前があります。
おとしより相談センター(東京都板橋区),高齢者あんしん相談センター(東京都文京区)などなど。名前は違いますがこれらも地域包括支援センターです。
Q2.身内に高齢者いないと相談対象外?
お隣の家のおじいちゃんが認知症っぽくて心配なんだけど相談していいんだろうか?
もちろん身内だけでなくてもOKです。相談は無料です。
具体的な相談事例が気になる方はこちらからどうぞhttps://kaigo.homes.co.jp/manual/homecare/basic/center/
まとめ
地域包括支援センターは要支援、要支援予備軍高齢者のための介護予防事業の紹介や、高齢者・家族・周囲の方の相談にのってくれる施設でした!
次は何を書こうかな、お楽しみに!
注1:厚生労働省「地域包括支援センターの手引き」p281
https://www.mhlw.go.jp/topics/2007/03/tp0313-1.html
(うにたろう)