訪問介護にはいくら必要?

家族の介護入門

こんにちは!あさたろうです。

突然ですが、「少しでも長く自宅に住みたいが、訪問介護サービスは何となく高いイメージがある…」と考えている方は多いのではないでしょうか?

訪問介護は、洗濯や掃除から入浴介助まで自宅での生活を全面的にサポートしてくれる心強いサービスですが、実は一回あたりの料金はそこまで高いものではありません。料金体系をしっかり理解して、賢く使いこなしたいですね!

この記事では、訪問介護を受けることになった場合の個人の負担額(費用)について解説します。

目次

・誰が訪問介護サービスを受けられるの?(資格)
・どんなサービスがあるの?(詳しくはこちらの記事
・サービスごとの料金
・要介護度別の平均負担額
・まとめ

誰が訪問介護サービスを受けられるの?

要介護1〜5の認定を受けた人が受けられるサービスです。

 

要支援1〜2の方も「介護予防・日常生活支援」という訪問介護と似たサービスを受けることができますが、一部制限があります。また、市町村が主体となって行っているためサービス内容や料金体系はお住まいの地域によって異なります。

 

どんなサービスがあるの?

訪問介護では、大きく分けて3つのサービスを受けることができます。

1.通院時などの乗車・降車の介助

本人が実際に出向く必要のある通院や預金引き落とし、買い物などに利用できる通称「介護タクシー」の乗り降りを介助する際のサービス

2.生活援助

調理、洗濯、掃除などの身体介護以外で利用者が日常生活を営むことを支援するサービス

3.身体介護

入浴介助、排せつ介助、食事介助などの利用者の身体に直接接触して行われるサービス

※厚生労働省HPより

 

サービスごとの料金(自己負担額1割の場合)

※2021年5月現在

サービス内容提供時間自己負担額
身体介護20分未満167円
20分以上30分未満250円
30分以上1時間未満396円
1時間以上579円(以降30分ごとに83円)
生活援助20分以上45分未満183円
45分以上225円(以降25分ごとに67円)
通院時などの
乗車・降車の介助
1回99円(移動にかかる費用は別途必要)

 

要介護度別の平均費用(1ヶ月)

介護費用は要介護度によらない一律料金ですが、要介護度が上がるにつれて長時間の介護を必要とするため、一般的に平均費用は要介護度が上がるにつれて高くなる傾向があります。

要介護度平均利用回数(1ヶ月)平均費用(1ヶ月)
要介護111.33,249
要介護215.74,545
要介護328.47,966
要介護440.111,210
要介護549.814,826

 

出典:厚生労働省HP(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000660330.pdf

まとめ

いかがでしたでしょうか?

訪問介護では、必要に応じて短時間で様々なサービスが受けられます。かかる費用もそこまで高いものではないため、賢く活用していきたいですね!

 

訪問介護を受けるために必要な手順については、別の記事で解説しておりますのでぜひそちらをご覧ください。

 

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